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広島は全国ワースト2 横断歩道で一時停止を!

まず、こちらの映像をご覧ください。

住宅街の道路を走っています。

前方に横断歩道が見えてきました。

横断歩道では歩行者が優先。

車は一時停止しなければいけません…。

ところが…、広島県はこのルールについてちょっと不名誉なデータがあるんです。

広島市佐伯区にある信号機のない横断歩道です。

警察官がドライバーに横断歩道での一時停止を呼びかけました。

一方、登校中の小学生には、手を上げるなどして横断歩道を渡る意思表示をするよう呼びかけました。

県警は、こうした信号機のない横断歩道で、車の一時停止を徹底しようと違反の取り締まりなどを強化する、「モデル横断歩道」を63か所指定しました。

その一つとなったこちらでは、7月に横断中の小学生が車にはねられて死亡する事故が発生しています。

県警・交通企画課)

「横断歩道に近づいたときは減速して歩行者を確認してください」

歩行者がいる場合、ドライバーには横断歩道手前での一時停止が義務付けられています。

ところが、県内ではこの交通ルールが徹底されていないというデータがあります。

JAF=日本自動車連盟の調査では、信号機のない横断歩道で一時停止する車の割合は、広島県内ではわずか1%。

全国で2番目に低かったというのです。

信号機のない横断歩道で歩行者がはねられる事故は、2013年以降で18件に上っていて、県警は「モデル横断歩道」を中心に広報啓発活動や違反の取り締まりを強化するとしています。